いにしえに学ぶデザインの奥深さ~唐津くんち~

2024.10.05

こんばんは!
コーダーの大澤です。

突然ですが、私は唐津出身です。
「唐津」で最も有名なものは、「唐津くんち」という秋のお祭りなんです。
毎年11月2~4日に、14台の「曳山(ひきやま)」と呼ばれる山車が祭囃子を奏で市内を闊歩する、そんなお祭りです。

先日、その「曳山(ひきやま)」の中の1台「青獅子」が創建から200年というおめでたい出来事があったので、ちょっとその「造詣(ぞうけい)」に目線を向けてみました。

①ダイナミックで大きい

まずは、「大きさ」。
高さが2~3メートル、重さ2トン~4トンの重さがある、と言われています。
誰の目にも入るような大きさはそれだけで圧倒されます。
やはり「魅せ方」も重要ですね。

②色彩の豊かさ

「曳山(ひきやま)」は「一閑張(いっかんばり)」という技法を用いて作られ、漆でその色を表現しています。
金色の部分には「金箔」が張られており、非常に豪華です。
それぞれがその特徴を示す色鮮やかな装飾をされています。
色は経年で劣化してしまうので、20年に一度くらいに「塗替」をして、色を保ちます。
「色」が与える印象は大きいですよね。

③「細部」までこだわる

「曳山(ひきやま)」には、獅子の他にも「兜」、「龍」、「船型」などいろんなモチーフのものがあるのですが、どれも信じられないくらい精巧に作られています。
獅子の歯茎、兜の錣(しころ)など、「そんなところまで見えないだろ!」という部分まで細かく作りこまれています。
「神は細部に宿る」といいますが、「曳山(ひきやま)」を見るとそれを納得してしまいます。

まとめ

なんだか地元紹介のような文章になってしまいましたが、こうやって改めて見てみると、先人たちがいかに思いをこめて作ったか、そしてそれが200年経った現代まで人々を魅了する理由の一端を垣間見れた気がしました。
「神は細部に宿る」は私たちORENCHも常に意識している言葉です。

ORENCHでは細部にまでこだわったWEBページをご提供しています。
お気軽にお問い合わせください!
https://orench.co.jp/contact/

では!

オオサワ

WEBエンジニア/大澤 弘

佐賀県唐津市出身。
大学→語学学校で学び、その語学学校に就職。
その後、国際交流のNPOに参加し、英語・仏語を教える、通訳・翻訳も行う。
そんな中、彰さん→國嶋さんと出会い、オレンチへ。
現在はコーダー。