「キース・へリング」から学ぶ大事なこととは?

2024.07.27

オレンチ副社長のアキラです。
(だいたい何かを鼻に刺してます!)

福岡市美術館の「キース・へリング展」に行ってきました。

明るくポップ、かつ、シンプルな線と色とで構成されたへリングの絵は世界中で人気です。
展示されてる絵は、一部を除いて「撮影OK」というのが嬉しい展覧会。

ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、ニューヨークの地下鉄駅構内やストリートでアートを拡散させ続け、31歳の若さでこの世を去りました。
創作活動期間は、1980年から1990年までのわずか10年でした。
ヘリングが残した言葉も印象的です。

こうしてアートに触れる時間って、色んな意味で大事だと思います。
ここでちょっと「アート」と「デザイン」について考えてみます。

【アート】
・表現すること
・理解を求めてはいない
・利益のためではない
・ユーザーに役割は無い
・主観的

【デザイン】
・伝えること
・ユーザーを動かす
・商業化されている
・問題解決
・制限がある
・客観的

似てるようで全然違いますね。

ただ、個人的にはアートとデザインは切り離せないと思っていて、
「様々なアートを知り、沢山のアートを見てる人の方が、デザインセンスは長けてる」
と思ってます。

「アート」と「デザイン」を比較すると別物ですが、
「人の心を動かす」
という点は共通してると思うんです。

「本物に触れる」大事さって、どんな業界も同じです。
料理、建築、音楽など、カテゴリーは様々ですが、「本物に触れる」ことで自分自身のセンスは磨かれていくと思います。

関係ないかもしれませんが、僕はドラゴンボールの作者である鳥山明さんが子どものころから大好きでした。
鳥山明さんの絵って、ずっと見てられるんですよねー。

で、ずっと見てたからなのか、落書き好きの僕の絵のタッチも自然と鳥山明に似てきて、高校時代に落書きの延長で描いた当時の部屋の絵のタッチもどことなく鳥山明風。
(あくまでも個人の見解です。笑)

へリングからどんどん脱線してますが、デザインに携わる身として、常に「本物に触れる」意識をもって生きていきたいと思っています。

アキラ

取締役副社長/最高執行責任者/藤田 彰

熊本県出身。
20歳で起業するも、すぐ倒産させる。
その後、化粧品販売等の営業を経た後、飲食店等の店舗開発・企画・立ち上げ・採用・従業員教育・運営・黒字化までを一気通貫で担う。
ORENCH代表の國嶋との出会いがWEB業界に携わるキッカケとなる。
だいたい何かを鼻に刺している。